干支
意外と知らない十二支の由来や意味
干支とは > 十干(1)
十干(1)
干支というと日本では、十二支のことだけを取り上げる事が多いのですが、 実際には干支は、十干十二支と言って十干についても含まれています。
十干というのは、甲(コウ)、乙(オツ)、丙(ヘイ)、丁(テイ)、 戊(ボ)、己(キ)、庚(コウ)、辛(シン)、壬(ジン)、癸(キ)の10種類です。
十二支とこの十干が合わさったものでは、丙午(ひのえうま)は聞いたことがあるのではないでしょうか。
暦の表示などに用いられて、例えば今年は「壬辰(みずのえたつ)」の年、 来年は「癸巳(みずのとみ)」の年です。 十干と、十二支なので、120の組み合わせがあるはずですが、 60で一回りになります。
十干は、2つずつが一組で、5組あります。
それぞれ木(もく、き)・火(か、ひ)・土(と、つち)・金(こん、か)・水(すい、みず)の組になっていますが、一組は、陰陽が割り当てられています。 甲・乙が「木」、丙・丁が「火」、戊・己が「土」、庚・辛が「金」、壬・癸が「水」になっています。
十二支の組み合わせは、それぞれの組のどちらか一方ということになるので60種です。